転職する際に、転職する理由はかならず必要です。
・自分の転職理由は他の人と比べてどうなのだろう?
・自分の転職理由が正当か?
検索窓に「転職 理由 ランキング」と打ち込んだあなたも、きっと同じ悩みを抱えているのではないでしょうか?
この記事を読むことで、あなたの転職理由が一般的なものであることを確認し、安心感を得ることができます。
私が転職したときの詳しい理由も紹介しているので、併せて目を通してみてください。
- よくある転職理由
- 筆者が転職した具体例
転職エージェントおすすめランキングも参考にしてみてください。
【総合】転職する理由ランキング
- 年収が低い
- 将来性がない
- 休日が少ない
- 残業が多い
- 人間関係のトラブル
- 肉体的・精神的な負担が大きい
- 他にやりたいことがある
- 尊敬できる人がいない
- 土・日・祝は休みたい
- 人事評価に不満がある
1位:年収が低い
転職する理由1位は、「年収が低い」です。
年収が低いと、日々の生活や将来に対して不安になりますし、仕事に対するモチベーションや満足度の低下につながります。
具体的な例として、
- 生活水準の低下
・希望する住居に住めない
・欲しいものが買えない
・旅行などの娯楽を楽しめない
・気軽に外食ができない
・家族を十分に養えない
- 将来への不安
・老後の生活資金が十分に貯められない
・子供の教育資金を捻出できない
・病気やケガをした際に医療費が支払えない
などが挙げられると思います。
年収に対して不満を持っている人で、「楽しそうに働いている人」や「私生活に満足している人」を私は見たことがありません。
仕事になにを求めるかは人によってさまざまですが、希望の収入を満たしていることを条件に仕事を探している人は大多数を占めていると思います。
ということで、転職する理由1位は「年収が低い」でした。
2位:将来性がない
転職する理由2位は、「将来性がない」です。
ひとことで将来性がないと言っても、
- 昇進・昇給の可能性が低い
- 業界の成長が見込めない
- 会社の経営状況が悪い
- 常に人手が足りていない
などの理由が考えられます。
今の会社で仕事を頑張っても給料は上がらないし、昇進なんて夢のまた夢。
こんな会社で働いていると、仕事のモチベーションを高く保つことは難しいでしょう。
ましてや、資格取得やスキルアップなどの学習意欲も低下してしまいます。
「この会社に将来はないな」とわかっていて働いている人は、毎日なんとなく会社に行って働いてしまっているのではないでしょうか。
ということで、転職する理由2位は「将来性がない」でした。
3位:休日が少ない
転職する理由3位は、「休日が少ない」です。
休日が少ないと、身体的・精神的な健康に悪影響を及ぼすだけでなく、家族や友人との時間を取ることも難しくなります。
十分な休息を取れないことで、仕事への集中力低下や生産性の低下を引き起こすことも想像できます。
そして、これら理由が原因でストレスが溜まりやすくなってしまうかもしれません。
ちなみに、厚生労働省の調査によると、ここ近年の年間休日の平均日数は107日です。
休日が多い業種だと、年間休日が120日前後の会社も見受けられました。
ということで、転職する理由3位は「休日が少ない」でした。
4位:残業が多い
転職する理由4位は、「残業が多い」です。
過度な残業は、健康面やプライベートの時間に悪影響を及ぼし、生活の質が下がってしまうことが考えられます。
「仕事の日は家と会社の往復だけで1日が終わってしまう」という人はめずらしくありません。
実際に、私の友人にも毎日遅くまで残業している人がいましたが、心身ともに疲れきっていました。
今は転職して、残業の少ない会社で働いていています。
「給料は下がったけど、仕事が終わっても娯楽に使える時間と体力があるから俺は今のほうが幸せだわ!」と笑顔で言っていたのがとても印象に残っています。
ということで、転職する理由4位は「残業が多い」でした。
5位:人間関係のトラブル
転職する理由5位は、「人間関係のトラブル」です。
職場での良好な人間関係は、最も大切と言っても過言ではありません。
人間関係が悪いと、
- 仕事の質が下がる
- 仕事のモチベーションが下がる
- 精神的に疲弊する
などにつながる可能性があります。
最悪の場合は、人間関係が原因でうつ病になってしまうことも考えられるでしょう。
人間関係は、コミュニケーション能力を混学など努力することもできますが、それよりも自分の価値観や考え方に合う職場を選ぶことが大切です。
ということで、転職する理由5位は「人間関係のトラブル」でした。
6位:肉体的・精神的な負担が大きい
転職する理由6位は、「肉体的・精神的な負担が大きい」です。
肉体的・精神的な負担が大きくなる理由には、
- 長時間労働
- 業務の負荷が高い
- 職場でのストレス
などが挙げられます。
過度な肉体的・精神的な負担は、疲労蓄積や睡眠不足による体調不良、精神的なストレスなど心身の健康に悪影響をあたえます。
肉体的・精神的な負担が大きい仕事は、いわゆるブラック企業にありがちです。
事前に企業の労働環境や従業員の健康管理をリサーチすることで対策を取るようにしましょう。
ということで、転職する理由6位は「肉体的・精神的な負担が大きい」でした。
7位:他にやりたいことがある
転職する理由7位は、「他にやりたいことがある」です。
たとえば、
- 新しい分野への挑戦
- キャリアアップ
- 自己実現の追求
- ライフスタイルの変化
- フリーランスへの転向
など、たくさんの理由が考えられます。
私自身も周りの友人を見ていて、「やりたくないことだけど生活のためにやっている」よりも「自分のやりたいことを仕事でやっている」友人のほうが何倍も輝いて見えます。
とはいえ、やりたいことを仕事にできている人なんてまだまだ少数派なのも事実。
それ以前に、自分がなにをやりたいのかわからない人も多いと思います。
自分の強みや興味を明確にして、具体的な目標を設定することでなにかヒントが見つかるかもしれませんね。
ということで、転職する理由7位は「他にやりたいことがある」でした。
8位:尊敬できる人がいない
転職する理由8位は、「尊敬できる人がいない」です。
尊敬できる人がいる環境で働くことで、
- 仕事に対するモチベーション向上
- 尊敬する人から技術・知識を学べる
- 職場の満足度向上
などの恩恵を受けることができます。
逆に、尊敬できる上司・同僚がいない環境では、仕事に対する満足感や働く意欲が低下してしまう可能性があります。
実際に私の知り合いにも、「ついていきたいと思える人がいなかった」という理由で転職した人もいました。
目標にできる先輩がいない職場で仕事をするのはつまらなかったそうです。
ということで、転職する理由8位は「尊敬できる人がいない」でした。
9位:土日祝は休みたい
転職する理由9位は、「土・日・祝は休みたい」です。
土・日・祝に休みがない企業で働いている人も多いと思います。
大きな不満としては、「家族・友人と時間が合わないこと」ではないでしょうか。
周りはみんな土日祝休みなのに、自分だけ平日休みだとなかなか予定を合わせることができません。
たしかに平日が休みのメリットもありますが、カレンダーどおりに休ませてくれる会社も魅力的だと思います。
ということで、転職する理由9位は「土・日・祝は休みたい」でした。
10位:人事評価に不満がある
転職する理由10位は、「人事評価に不満がある」です。
人事評価は、公正かつ評価基準が明確である必要があります。
私が以前に勤めていた会社では、ある1人の上司Aがその人を「好き」か「嫌い」かの主観で評価がおこなわれる最悪のシステムでした。
その上司Aとの関係が良くなかった私は、いつも最低評価。
自分に課せられた業務を問題なくこなし、テキパキと働いていたので他の社員よりも残業はぶっちぎりで少なかったです。
私の仕事っぷりを見てほめてくれる上司もいました。
しかし、上司Aは「なんであいつだけ早く帰っているんだ。他の人を手伝おうとは思わんのか」と私とは全く関係のない部署の仕事を手伝わないことを不満に思っていたそうです。
仕事中にスマホを触り、ダラダラと残業している人が「お前は毎日残業しててえらいな。あいつにも見習わせたい」と評価されるような環境はしんどかったです。
ということで、転職する理由10位は「人事評価に不満がある」でした。
【女性編】転職する理由ランキング
- ライフステージの変化
- ハラスメントがあった
1位:ライフステージの変化
女性編の転職する理由1位は、「ライフステージの変化」です。
女性は男性に比べて、ライフステージの変化が大きいと思います。
ここで言うライフステージの変化とは、
- 結婚
- 出産・育児
- 家庭の事情
- 親の介護
- パートナーの転勤
などを指しています。
上記で挙げた例を「女性がやるべき」という意味ではありませんが、それでもどうしても男性よりも仕事に与える影響は大きくなってしまいがち。
私が勤めている会社にも、家事・育児と毎日忙しい仕事をこなしている女性の方がいますが、純粋に人として尊敬しています。
パートナーの愚痴をこぼしながらもモチベーション高く頑張っているるので、「自分も負けられない」と勝手にライバル視しています。
ということで、女性編の転職する理由1位は「ライフステージの変化」でした。
2位:ハラスメントがあった
女性編の転職する理由2位は、「ハラスメントがあった」です。
ここで取り上げるハラスメントは、ずばりセクシャルハラスメント。
男性から女性に向けられる「性的発言」「性的接触」です。
職場内で解決できれば良いですが、実際には難しいとも思います。
女性からしたら、「怖い」「社外で接触されたらどうしよう」という気持ちになってしまうのではないでしょうか。
それでもハラスメントがあった場合は、一人で悩まずに、周囲の人に相談したり、専門機関に助けを求めたりすることが大切です。
なにがあってもまずは自分を大事にしよう!
ということで、女性編の転職する理由2位は「ハラスメントがあった」でした。
筆者が転職した理由の具体例
私が過去に転職した理由として大きかったものを紹介します。
- 残業が多い
- 将来性がない
- 他にやりたいことがある
- 尊敬できる人がいない
残業が多い
私の場合は、拘束時間が長かったと表現したほうがしっくりくるかもしれません。
始業は9時からなのに、8時30分までには仕事の準備を終えてスタンバイしておく必要があったり、自分は仕事が終わっていても、他の人の仕事が終わっていないと帰りにくい雰囲気がありました。
他の人に終わりを待つのも何もせずに待つのは怒られてしまうので、今日やる必要がない作業をして一緒に残業するのが当たり前の毎日。
17時30分には帰れる状態だったのに、会社を出たのは19時前なんてことはザラでした。
将来性がない
ここで言う将来性がないというのは、
- 業界の今後の伸びしろ
- 年収
上記2つを指しています。
今後、これから会社が儲かっていく未来が見えなかったことと、課長クラスの年収が仕事の割に合っていませんでした。
拘束時間、仕事に伴う責任、上層部からのプレッシャー、仕事のやりがいなどを加味しても「給料の上限はこんなもんか」という印象。
毎月のノルマをクリアできないと本社の上層部からうるさく言われるので、「仕方なく頑張っている感」が自分の上司から出ているのが本当に嫌でした。
気持ちはわからないこともないですが、どうせやるならやりがいを感じながら必死に目標に向かって頑張れる環境で働きたいと思いました。
他にやりたいことがある
シンプルに新しい業界に挑戦してみたくなりました。
前職とは全く違う業界ですが、毎日楽しく仕事ができています。
尊敬できる人がいない
「この人みたいになりたい」「この人に力になりたい」と思える人がいませんでした。
毎日ダラダラと仕事をこなして残業は当たり前。こなしている仕事は少ないのに残業は多いので、真面目に頑張っている人よりも給料が良いという謎の現象。その事実を改善しようとしない会社。
業務時間の大半をスマホを触って過ごしている人もいたし、本当にめちゃくちゃでした。
会社の雰囲気も含めて、尊敬できる上司の存在って大切です。
転職に至った理由は以上になります。
他にも、人事評価にも不満はありましたが、見てくれている人は見てくれていたし、直接の嫌がらせがあったわけでもないので転職の理由までにはなりませんでした。
転職する理由に関するQ&A
まとめ
今回の記事では、転職する理由ランキングを紹介しました。
- 1位:年収が低い
- 2位:将来性がない
- 3位:休日が少ない
- 4位:残業が多い
- 5位:人間関係のトラブル
- 6位:肉体的・精神的な負担が大きい
- 7位:他にやりたいことがある
- 8位:尊敬できる人がいない
- 9位:土日祝は休みたい
- 10位:人事評価に不満がある
【女性編】転職する理由ランキング
- 1位:ライフステージの変化
- 2位;ハラスメントが合った
転職理由はさまざまですが、共通して見られるのは仕事の満足度や将来のキャリア形成に対する不安です。
今の職場が自分に最適であるのかを定期的に自己分析してみてください。
満足度の高い会社で働く毎日は、本当に充実していて楽しいですよ。
転職エージェントおすすめランキングも参考にしてみてください。
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